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そばにいたい

~これからもずっと一緒だから~

墓参り

昨日は私の誕生日でした。


春分の日生まれの私はいつも家族から誕生日を忘れられていました。


いつからだろうか、翌日の22日がちょうど2歳下の双子の妹の誕生日で、


私の誕生日が祝日なので、お友達を招いて誕生会を開くようになり、


そのケーキを私が買いに行くようになったのは。


特に閏年の年は、春分の日が誕生日と覚えている友人からは


日にちを20日と間違えられるこも多くありました(笑)



昨日は春のお彼岸の初日。毎年恒例の誕生日参りです。


大好きな父と祖母が眠るお墓にお参りに行ってきました。


お墓は数年前にお墓の土地の持ち主の都合で移転になり、


墓地公園になったので、車椅子の私でも行けるのなったのですが、


何となくその姿を大好きな父と祖母に見せることに抵抗があり、


頑張って杖をつきながら行っていました。(何でかな?)


でも、さすがに今年は杖では無理だったので、初めて車椅子でお参りをしました。


その姿を付き添ってくれた旦那さんが写真を撮っておいてくれました。


よくお墓の写真は撮るべきではないと言う人はいますが、


私は何の抵抗もこだわりを持ってはいません。


正直に言えば、何が駄目なのかわからないのです。


むしろ、大好きな人が眠っている場所なので一緒に撮ってもらって嬉しく思ったくらいです。


私は、結婚をして今の姓に変わりましたが、


ずっと大好きな父と祖母が眠っているお墓は守っていくつもりです。


車椅子になったとき、墓仕舞いも考えましたが、それはもう少し後にすることにします。


本当は、私も一緒に入りたいので、


旦那さんには、もし私が先に逝くことがあったら


一部でいいから大好きな場所に入れて下さいと頼んであります。そして封印して下さいと。


姪が子供の頃に、同じことを頼んでおいたけれど、きっともう忘れていると思います。


私が年に数回墓参りをする日は、私の気持ちを表すかの様に、


必ずと言っていいくらい雨が降ります。


父が亡くなった時は昭和60年の豪雪で電車もバスも公共交通機関は全て止まった日でした。


祖母が亡くなった日は突然の暴風雨で、病院から危篤の電話を受けて、


急いで病院に向かいましたが、朝の5時ではタクシーもバスもありませんでした。


当時は、すでに一人暮らしをしていましたが、運転免許は持っておらず、


一時間以上かけて泣きながら病院に向かって走って行きました。


30年も過ぎた今でもはっきり覚えています。


途中でタクシーに合いましたが濡れている私を乗せてくれる車は一台もありませんでした。


一年で大好きな父と祖母の二人を亡くしました。


納骨に行った際、東別院の方が一年で二人を見送る、


こんな不幸な事はないと仰った事を今でもはっきりと覚えています。


あれからずっと私の心の時計の一部は止まったまま。


いつか、大好きな父と祖母に会えたら、止まった心の時計は動くようになるのかな?


昨日はそんなことをずっと考えました。


21日は、義父と私がお父さんと慕った方の月命日です。


義父のお墓にも行ってきました。


義父は私が初めてお会いした頃にはもう認知症を発症していましたが、


不思議なくらい相性が合いました。


義母がよくこんなボケたじいさんと上手いこと会話しとる~と笑っていました。


大好きな義父も義母も亡くなりましたが、楽しかった想い出はたくさんあります。


21日と言う日が来るといつも同じことを事を思います。






by morukatura | 2018-03-22 10:39 | 日常

by Karin*
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