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そばにいたい

~これからもずっと一緒だから~

義父の7回忌

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セナ君です


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虎太朗君のそばに行こうとしているセナ君です。


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カメラ目線です甘えています。


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虎太朗君はお手入れに夢中です。


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今度はセナ君の右の顔を舐めています。


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しっかり甘えモードに入ってしまいました。もう二人だけの世界の様です。







今日は、夫の父の7回忌と夫の祖父の50回忌がありました。

義父の7回忌の事知っていましたが、祖父の事は当日まで知りませんでした。

夫は兄から聞いていたようでしたが、私は全く知りませんでした。

でも、たとえ聞いていたとしても、

祖父の事は夫からあまり話を聞いた事がなかったので、

聞かされたとしてもピンとこなかったし、

写真でしか見た事がない方ので、やっぱり・・・・・だったと思います。


私は、義父が好きでした。

私が夫と付き合いだして、初めて義父にあった時、

義父は認知症で施設に入っていました。

私の事は、どこの誰かは一切知らない義父でしたが、

私にとってはとても大切な義父でした。

毎週のように施設に行き、義父と話しをしていました。

義母は、「こんなボケた爺さんと、あんた、よう会話ができるわ・・・」が口癖でしたが、

私は、義父との会話がとても楽しかった事だけ記憶しています。

義父が、若いころの楽しかった事を毎回身振り手振りで話してれくれました。

そして、私が辛い思いをして義父の元に行く時、

義父はそんな私の心の中を知っているのか

「そうか、そうか、そんな事があったんか・・・・・」

と、その言葉だけを何度も繰り返して言ってくれました。

だから、私は辛い事があった時は決まって義父の元に行きました。

死期が近づいてきた頃も、ただ義父の顔を見たいだけで、

毎週義父の元に行き、もう言葉を発する事が出来なくなっていても

顔を見ているだけで安心しました。

義父は最期の最期まで私の事を嫁だと気づかずに旅立って行きましたが、

私は短い間だったけれど、義父かいてくれたおかげで、

とても救われた気持になりました。

危篤の連絡を受けて病院に向かった時、義父は心臓マッサージを受けていましたが、

医師がもうこれ以上は無駄だと判断し、最期は私が看取りました。

自分の父の最期を看取る事が出来なかった私ですが、

義父の時は、看取る事が出来ました。


今でも義父の入っていた施設の前を通ると、義父がいる様な錯覚を起こしそうになります。

義父のお世話をしたくて、通信講座でヘルパー2級の資格を取りましたが、

その資格が生かされる事がありませんでした。

あれから、6年が過ぎました。

月日のたつのは本当に早いと思いました。

もう、義父の声を聞く事は出来ないけれど、

目を閉じれば義父との思い出が浮かんてきます。

もっと長生きして欲しかったけれど、それは贅沢な願いですね。

明日からまた一週間が始まります。

今夜は、義父の事を思い出しながら、休む事にします。

by morukatura | 2012-02-19 12:32 | 未分類

by Karin*
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